スローンとマクヘールの謎の物語 | 結末から物語に隠された真相を探る

パズルNDS, アタマニアシリーズ

[NDS] スローンとマクヘールの謎の物語 タイトル画面

スローンとマクヘールの謎の物語は最初に物語の結末だけが与えられ、選択肢を組み合わせて質問を作りその回答から物語に隠された真相に迫っていくという、水平思考パズルや水平思考推理ゲームと言われるタイプのゲームです。

前フリを聞いただけで何となくオチが読めてしまうような簡単なものから、知らんがな!と言いたくなるようなアレな物語まで全部で80の物語が楽しめます。

尚、このゲームでは物語と書いてストーリーと読むのがお約束です、たぶん。

スローンとマクヘールの謎の物語とは

レベルファイブの『アタマニアシリーズ』第一弾。世界的に有名な推理パズル「水平思考パズル」をテーマにしている。本作は、両氏が共同で執筆した『Lateral Thinking Puzzles』(日本語版は『ポール・スローンのウミガメのスープ』などの題で訳書が出ている)をゲーム化したもの。

ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~「スローンとマクヘールの謎の物語」より引用

どうしてそうなった?!を解明する

スローンとマクヘールの謎の物語の基本的な遊び方は「どうしてそうなった?!」という理由を解明する事が目的になります。その方法としては、まず文中のキーワードになる部分を選択し、次に表示される単語を組み合わせて様々な質問をする事で、その回答から新たなキーワードを引き出したり隠された事実が浮かび上がってきたりするわけです。

とは言え、そのキーワードの組み合わせも用意された中から選ぶだけなのでそこまで自由度が高いとは言えませんし、自分で考えて最低限に絞らないと単なる総当りゲーになってしまいますが。

そして「謎はすべて解けた!」と思ったら解答を選び、質問に対して最も適切な選択肢を選んでいく事で全て正解していればその物語の解説が流れ、次の物語に進む事が出来ます。

独特の雰囲気にハマれるかどうか

このスローンとマクヘールの謎の物語の持つ独特な雰囲気にハマれるかどうかで、このゲームが楽しめるか合わないかが分かれると思いますが、私から見てこのゲームのここはいいんじゃないかとか、ここはちょっとどうかな?と思うところをいくつか挙げてみます。

操作は非常にシンプル

基本的な操作は文中のキーワードや選択肢から単語を選択していく、ほとんどそれだけでゲームは進行出来ます。どんなゲームでも操作がシンプルなのはいい事だと思います。

切り絵風の挿絵がミステリアス

切り絵風の挿絵が非常にミステリアスな雰囲気を醸し出していて、ダークなネタが多い本作にマッチしています。ナレーションもその雰囲気作りに一役買っていると言っていいでしょう。

解けない物語は後回しにして次に進める

どうしても解けない物語のせいで詰み状態になるという事が無いのでこの機能は良いと思いますが、そこまで難解な物語は無かったように思いますし、最悪コマンド選択式アドベンチャーのように総当たりで何とかなるレベルな気はします。

オチとは関係ない質問がある

わかったからと言ってすぐに解答しようとすると、オチとは直接関係ない質問が出てきたりします。シークレットワード(カギのかかったキーワード)を全て出現させ完璧な解答をしようと思うと、結局は総当りの言葉探しゲーになったり、解答の選択肢にしても何だか微妙に納得いかないという事もありました。

勘の良い人ならすぐにオチが読めてしまう話もそれなりにあるので、何だか犯人の目星はついてるのに証拠が無い為に逮捕に踏み切れない刑事のようなもやもやした気分になってきます。何だか早押しクイズの引っ掛けみたいな感じで私としてはこれが一番気になった部分でしたが、解答を急がずにじっくりとストーリーを隅から隅まで読んでほしいという製作者サイドの意図なのかもしれません。

不思議でも何でも無い物語が割とある

オチを聞いて「なるほどそういう事か!」という気持ちになれないと言うか、むしろ「なんじゃそりゃ…」的な脱力系な物語が割とあったように思います。不思議な物語の元ネタがどのくらいあるかはわかりませんが、さすがにもう少し厳選した方が良いのではないかと思ってみたり。

ネガティブな物語が多い

人が死ぬ話が多いです、これは何とかならなかったものでしょうか。と言うかむしろ冒頭で語られるウミガメのスープが一番後味の悪い話なんですが…オチを聞いても何だか釈然としないというか、想像の遥か斜め下辺りを行ってました。

それでもこのゲームに興味を持った人なら実際にプレイして確認してみるのもいいでしょう。ちなみに第10幕まで進めるとその「ウミガメのスープ」の物語を読むことが出来ます。

アドベンチャーゲームが好きな人なら

正直かなり人を選ぶゲームではないかと思いますが、アドベンチャーゲームの超短編集的な感じで私としては決して嫌いなタイプでは無かったので続編の2もプレイしてしまいましたが、人にオススメ出来るかと言うとそれはちょっと難しいような、誰にでも手放しでオススメ出来るゲームではないです。

そもそもスローンとマクヘールってどちら様ですかという感じでしたし…

ちなみに私は80の物語を読み終えるまでに約12時間くらいかかりました。これを長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれですが、プレイ中にコーヒーを淹れたりトイレに行ったりもしているので、正味10時間くらいのボリュームでしょうか?だからどうというわけではありませんが、とりあえず参考までにという事で。

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