私が初めてこのフラッピーをプレイしたのはPC-8801版だったでしょうか、友人の家に集まってああでもないこうでもないとクリア出来ない面を交代しながらプレイしたものです…(遠い目)かなり古いゲームではありますが今やっても十分楽しめる秀逸なアクションパズルだと思います。
ただ、私としては本来パズルゲーはじっくり考えてやりたい人なのでアクション要素や制限時間は無くても良いと言うかむしろ無い方が良いくらいですが、ちょっとした空き時間があれば気軽にプレイ出来るので(クリアー出来るとは限りませんけど)どこかがリメイクしてくれないかなーとひそかに期待してたりします。
MSX・ファミコン・ゲームボーイ版:クリア済
ルールはシンプルだが奥が深い
全ステージ共通の目的としてブルーストーンを青い床のところまで運ぶ事でクリアとなります。次の6枚の画像はFC版の1面スタートからクリアまでのざっくりとした流れになります。






画面には上から下へと重力が働いているので単純に目的の場所まで押していけばいいというものではなく、ブラウンストーンや時には敵を巧く利用して足場を作りながら運ぶ必要があります。
マイキャラと敵には重力関係ないのかよというツッコミは無しの方向で…
倉庫番(こちらも有名なパズルゲーム)と同様で石を押す事は出来ても引く事は出来ないので、壁に隣接させてしまうとそれ以上は動かせなくなってしまう事にも注意です。
ブルーストーンは壊れないがブラウンストーンは壊れる
ブラウンストーンは主に足場を作ったり落として敵を潰す用途で使う石ですが、その面をクリアする為に必要最低限の数が残してあればあとは壊してしまっても構いません。逆に必要な石を一つでもうっかり壊してしまうとクリアが不可能になるので取り扱いには十分注意が必要です。
ステージによっては「あれ?やっちゃった?詰んだ?」と思っても空中押しなどのテクによってかろうじてクリア可能な場合もあるので、とりあえず最後まで諦めない事も大事ではありますけど。
尚、ブルーストーンは壊れる事はありませんがゴールの青い床より低い位置に落としてしまうとその時点で完全に詰み確定なので、そうなったら潔く自決コマンドを使うか敵に体当たりをかましに行くしかありません。
必須テクニック「半キャラずらし」と「空中押し」
普通に考えたら2マス分の凹みがあった場合、そこを埋める為には石も2つ必要だと思いますよね?しかし真ん中に石を置く事が出来れば1つで済むわけです。そしてこれは石を複数積んだまま運ぶ時に使うテクですが、石を落とさないよう半キャラづつずらしながら進めるという事も可能です。
他に有効なテクとしては落下中の石も押す事が出来るという性質を利用して、更に半キャラ分だけ石を運ぶ事も可能になります。私の記憶が確かならばこのテク無しではクリア出来ない面もあったような。
敵はユニコーンとエビーラの二種類
登場する敵はマイキャラを付け回すわけでもなく左右を気まぐれに往復しているだけのユニコーンとマップを縦横無尽に動き回りマイキャラを見つける(縦か横の座標が一致するとだったかな?)と容赦なく襲い掛かってくるエビーラの2種類がいます。
てかユニコーンとエビの組み合わせってどっから出て来たのかと…
この敵ユニットにはマップ上に落ちているキノコを拾って投げつける事で一定時間眠らせる事が出来ます。眠らせている間は押して動かす事も可能なので空中押し用の足場にするもよし、そのまま石を落として潰すもよしで早めに片付けてしまえば落ち着いて行動出来るようになります。
この辺りの仕様はプラットフォームによって微妙に違うらしく、眠らせた敵にマイキャラが当たってもミスになるバージョンがあるようです。また、後期にリリースされた作品にはデムデムやメルビーという敵も追加されたそうな。
続きは5面毎にキーワードで
昔のゲームなのでプラットフォームによってはゲームデータのセーブが出来ません。そこで5面クリア毎に表示されるキーワードをメモっておいて、再開時にそれを入力する事で前回の続きをプレイする形になります。

キリの悪い面で終わってしまうとクリア済の面からまたやり直しになるので、あとこの面さえクリアすればキーワードがーってとこでどうしてもクリア出来ないともやもやします。
キーワードは固定なので友達に教えてもらったり今なら攻略サイトなんかで調べて先に進む事は出来ますが、自分で頑張った解いた方が達成感はあるのでそこはギリギリまで頑張ってみていただきたいと思います。
